友人知人に冬キャンプをしていると話すと、10割の確率で「いやいや、寒い中キャンプとかおかしいって!」と言われます。
今やキャンプは快適なものなのに、キャンプをしない人にとっては、まだまだ数十年前の「野営」のイメージなんだなぁ…としみじみ感じてしまうわけですが。
今回は、真冬でも家の中のように快適に過ごせるキャンプギアをご紹介します。
冬に揃えておきたい快適キャンプギア
夏と冬とで装備(ギア)を分けているキャンパーさんは多いです。
お金もかかるし、物量も多くなるので収納スペースに困ることもあるのですが、やっぱり気候が全違うのですから道具を使い分けることも必要だと思います。
もし家に置き切れないほどギアが増えてしまったら、トランクルームを借りるのも手ですよね。
ギアの量によってトランクルームの広さも選べるので、家の中もスッキリして良いかも。
キャンプ道具置き場に悩んでいる方は、検討してみてくださいね。
さて、真冬のキャンプでタープの下で過ごすのは厳しかったりもします。
でも、絶景のキャンプ場だと寒さを耐え忍んでも外で過ごしたかったりしますよね。
たとえば「ふもとっぱら」とか。
我が家は犬(しかも短頭種)がいるので、夏は専ら「夏キャンプに最適!標高1000m以上で高原避暑キャンプが楽しめるオートキャンプ場まとめ51選!」の記事でご紹介しているようなキャンプ場へ行くのですが、冬もまた、なぜか気温の低いキャンプ場を好みます^ ^;
真冬は北軽井沢スウィートグラスや塩原グリーンビレッジを利用することが多いですね。
真冬に限りコスパ最高!というのが、1番の大きな理由です。
それはさておき、真冬のキャンプではどんな道具(キャンプギア)が必要なのか、私が実際に使っているものを中心にご紹介しますね。
テント
まずは、真冬の気候に耐えられるテント選びから。
我が家はキャンプを始めて4年間、季節問わず小川キャンパル(Ogawa)の「ティエラ 5-EX」でキャンプをしてきました。
どんな荒天でも問題なく乗り切ってくれた頼もしいティエラについては、「小川(Ogawa)の「ティエラ5-EX」は、風にも雨にも雪にも強いテント」の記事で愛をこめてご紹介しています。
本当におすすめのテントです!
小川のティエラやスノーピークのランドロックのような2ルームテントは寝る場所(インナーテント)とリビングスペースが分かれているので、外で過ごすことのできない寒い冬でも快適に過ごすことが出来るのでおススメです。
そして、真冬の寒さの中テントを設営するのはなかなか骨の折れる仕事です。
ポールが冷たすぎて、しもやけになりそう!
というわけで、冬はちゃちゃっとテントが設営できるといいですよね。
そこでおすすめしたいのは「ワンポールテント」です。
テントの真ん中にポール1本立てるだけ(その代わり張り綱を放射線状に張る必要はありますが^ ^;)なので、テントの設営時間がかなり短縮されます。
暖かい時期のキャンプでは外にタープを張ってその下で過ごすのがメインになりますが、冬キャンプではリビングも室内にする必要があるので、以下の3つのタイプのテントから選ぶと良いですよ。
- 2ルームテント
- テント+スクリーンタープ(シェルター)
- 大型のワンポールテント
リビング・テント内
暖かい時期は外にタープを張って、BBQや焚火を楽しみますが、冬キャンプは寒くてなかなか外に出られないもの。
冬キャンプが楽しめる軽井沢スウィートグラスがある群馬県の北軽井沢では、日中でも氷点下の気温です。
夜から朝にかけては-10℃~-15℃くらいまで下がるので、とてもじゃないけど外で過ごすことができません。
むしろテントの中だって凍るほどの寒さ。
電源は関係ないけど…冬キャンプに必須の薪ストーブ
そこで冬キャンプに大活躍なのが、薪ストーブです。
屋外が氷点下だって、テントの中は20℃くらい楽々保つことができます。
何なら半袖でいられるほど暖かくなりますよ。
北欧アウトドアメーカーの「Gストーブ」や「フロンティアストーブ」が人気ですが、私がおすすめするのはコスパ最強の「ホンマ製作所の時計型薪ストーブ」です。
どれだけおすすめなのかは「冬こそキャンプ!テント泊にホンマ製作所の薪ストーブを私がおすすめする理由」の記事で詳しく書いていますので、読んでみてくださいね。
形こそスタイリッシュではありませんが…
- 1万円そこそこで買えるから、年季が入って買い替えするのも躊躇しない
- ステンレスだから、鉄よりも軽くて取り扱いが楽チン♪
- ステンレスだから、赤錆とは無縁!(焼けて変色はしますが、錆びません)
コスパ最強です(大事なことは2回言います)。
電源サイトだからホットカーペットでぬくぬく
これはもう電源サイトの特権ですよね。
ぬくぬくホットカーペットです。
我が家が小川キャンパルの「ティエラ」で冬キャンプする時は、インナーテントにホットカーペットを敷きます。
ティエラの場合は、3畳用のホットカーペットがピッタリサイズですよ^ ^
ホットカーペットで暖かいので、冬用の寝袋(シュラフ)は必要ありません。
私は+5℃くらいの3シーズン用シュラフで寝ていますが、外気温が-10℃前後でもスウェット上下で全然寒くないですよ^ ^
エアーベッドには電気敷きパッド or 電気毛布
小川キャンパルの「ティエラ」ではホットカーペットの上に寝ていますが、ノルディスクの「アスガルド」の時はエアーベッドで寝ています。
かなり寝心地が良いのでおススメですよ^ ^
「いつものキャンプがエアーベッドでグランピングに大変身♪」の記事でご紹介しています。
このエアーベッドに電気敷きパッドまたは電気毛布で、あったかぬくぬくですよ。
私は電気敷きパッドに、寝袋のファスナーを開いて掛け布団にして寝ています^ ^
電源があれば冬だって怖くない
私も最初は、冬にキャンプなんて寒くない…?と不安ばかりでした。
でも、始めてみたらゆる~い感じで冬キャンプを楽しむことができて、今では冬が私のキャンプのメインシーズンになっています^ ^
電源があれば寒さとも無縁で、快適なキャンプが楽しめますよ。