キャンプで風に強いテントの選び方と張り綱の重要性【設営のコツ】
キャンプ場で周りを見渡すと、驚くほど多くのテントが張り綱を使っていないのを目にします。
特に風が弱い日は、張り綱を省略しているキャンパーが目立ちますが、これは非常に危険な行為です。風が穏やかでも、突然の突風が吹くことはよくあることで、私自身、過去のキャンプでその危険性を目の当たりにしてきました。
実際に、無風の状況で張り綱を怠ったため、夜中に突風でテントが倒壊してしまったケースを何度も見ています。
あっぶないよねー!
強風、突風って雨以上に本当に怖いんだよ
この記事では、張り綱の重要性と風に強いテントの選び方、そして強風時でも安心してキャンプを楽しむための具体的な対策をお伝えします。
これからキャンプを始める方や、風に対する不安を抱えている方にとって、必読の内容ですよ。
キャンプで風対策を忘れないために大切なポイント
キャンプを始めるにあたって天候や風対策は見落とされがちなポイントですが、自然の中でのアクティビティである以上、天候の急変に備えることは非常に重要です。
特に、風はキャンプ場での安全性に直結する要素であり、強風によってテントが倒壊する危険性もあります。風対策をしっかりと行うことで、安心してキャンプを楽しむことができるのです。
ここでは、初心者が犯しがちな失敗や、風に備えた適切な準備について詳しく解説します。
キャンプ初心者が犯しがちな失敗
キャンプ初心者が最も犯しやすい失敗のひとつは、風を過小評価することです。
風が弱い日や設営時に風がほとんどない状況では、張り綱を使わずにテントを設営するケースがよく見られます。特に初心者にとって張り綱やペグの設置は手間がかかる作業に感じるため、つい省略してしまうこともあるでしょう。
しかし、天気は急に変わるもので、特にキャンプ場では風が急に強くなることも。これに備えていないと、夜中にテントが風で煽られて倒壊する危険性が高まります。
また、設営場所の選定にもミスが生じやすいです。平坦で見晴らしの良い場所は魅力的ですが、開けた場所は風の通り道になりやすく、強風にさらされることが多いです。
風を遮る自然の障害物がない場所では、テントが直接風を受けてしまい、耐風性が低下します。
風に備えた準備の重要性
風対策を行うためには、事前準備が非常に重要です。
まず、設営する場所選びが成功の鍵。風を防ぐために、風上に自然の障害物(木や岩)を置くことが推奨されます。これにより、直接的な風の影響を和らげることができます。
また、テント設営時には必ず張り綱を使い、しっかりと固定することが必要です。設営が終わった後もペグがしっかり地面に打ち込まれているか、張り綱が十分なテンションを保っているかを確認しましょう。
さらに、キャンプギアも風対策に大きく影響します。風に強いテントを選ぶことはもちろん、風に対応できる強力なペグや風をしっかりと受け止めて固定するためのガイライン(張り綱)も準備しておくことが、風対策として効果的です。
【体験談】周りのテントが夜中に突風で倒壊
それでは、私が実際に目の当たりにした強風の威力をお伝えしますね。
開けた芝生の区画サイトを利用していたのですが、その日はGW(ゴールデンウィーク)ということで満サイトでした。
私はいつもどおりティエラの張り綱は全てしっかりと張り、レクタタープも全てのポールから2本ずつロープを張りました。
そのまま就寝したのですが、日付が変わってから風の音が聞こえるようになりました。おそらくまだ風速3,4mくらいでしたが、風が強くなる予感がしたので外へ出てレクタタープを畳みました。
テーブルとかチェアはどうしたの?
突然の風や雨対策で、タープ下のギアは全て寝る前にテントのリビングにしまっておいたよ
タープを畳んでいる間もだんだん風が強くなってきていたので、我ながら良い判断だったと思います。
テントのロープにテンションをかけて(強く張って)、再び就寝しました。が、その後やはり風はどんどん強くなり、だんだん轟音を伴うように…。
夜中に吹き荒れる突風
遠くで「ゴォォォォオオオオオオオオ!!!!」と風が唸るように鳴った数秒後に暴風が10~20秒テントを激しく揺らすということが、かれこれ1時間弱。
寝られないーーー!!!
「小川(ogawa)の「ティエラ5-EX」は、風にも雨にも雪にも強いテント」の記事でもお伝えしていますが、張り綱さえしっかりしておけばティエラは風に強いので倒壊の心配はしていなかったのですが、風がテントに当たる音が凄まじい!
そして、張り綱で固定しているとはいえ凄い勢いで当たる風のせいで、フライシートは激しく小刻みに揺れます。この幕の揺れで張り綱のテンションが弱まってしまうので、15分に1回くらい外に出て張り綱をチェックしました。
外へ出ると、近くからも遠くからもペグを叩くハンマーの音が聞こえてきます。このタイミングで皆さん張り綱を張っているのでしょう。次から次へと襲ってくる突風でテントが激しく揺さぶられながらの作業はなかなか大変だと思います。
風が荒ぶり始めてから1時間くらいで少しずつ弱まってきたので、最後に強めに張り綱にテンションをかけて寝ました。
突風でポールが折れて倒壊したテント、木に引っかかったタープ
2018年のフジロックでは台風の影響で風が吹き荒れ、夜中に倒壊するテントがたくさんあったようです。
上のツイートは、とあるフジロック参加者の方のものです。
(ご本人様、もし不都合でしたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。削除させていただきます)
このように、風の猛威というのは恐ろしく、風対策を万全にしておかないとテントが倒壊してしまう可能性も大いにあります。
話を戻しますが、私も夜中に突風に見舞われた翌朝、テントから出て絶句しました。
斜め前のサイトのテント、向かいのサイトのスクリーンタープ、2サイト隣のテント、我が家のサイトと背中合わせのテントとスクリーンタープ、ぐるっと見回しただけでいくつものテントやスクリーンタープが倒壊していました。中にはまだ朝5時過ぎだというのに、テント倒壊により撤収作業をしているサイトもありました。
また、「かんたんタープ」がどこからか飛んできて、木に引っかかっている光景は非常に衝撃的です。あまり「かんたんタープ」をしっかり張り綱で固定する人を見かけないので、言葉通り「かんたん」に飛んでしまったんだと思います…。
風に強いテントを選ぶ3つのポイント
キャンプで風の強い環境に備えるには、風に強いテントを選ぶことが重要です。
テントの耐風性は設計や素材、フレームの強度に大きく左右されます。
ここでは、風に強いテントを選ぶ際に押さえておくべき3つのポイントと、キャンプ歴10年以上の私が選ぶ「風に強いテント5選」をお伝えします。
テントの形状と耐風性
テントの形状は、風に対する耐性に大きな影響を与えます。
ドーム型やトンネル型など、低いプロファイルで風を受け流しやすい形状のテントは、強風にも耐えやすいです。
ワンポールテントは風が当たる面積を減らし、風の力を分散させる効果があります。一方、四角形のテントや高さのあるテントは、風を受ける面積が大きくなり、風に弱い傾向があります。
キャンプ場では、風が吹いている方向を意識し、テントを風に対して直角に設置するのではなく、流れるように風を受け流せる形で設営することも大切です。
素材とフレームの強度
テントの素材やフレームの強度も、風に対する耐久性に大きな役割を果たします。
ポリエステルやナイロンなどの軽量で耐久性のある素材は、風を受けても破損しにくく、撥水性も高いため、急な雨風にも対応できます。
また、フレームはアルミニウム製が一般的ですが、より耐風性を求める場合は、カーボンファイバーやスチールフレームが効果的です。これらのフレームは軽量かつ頑丈で、強風による揺れを最小限に抑えることができます。
しっかりとしたフレームを選ぶことで、風に煽られてもテントが安定しやすくなります。
通気性と耐久性を両立したおすすめのテント5選
風に強いだけでなく、通気性や耐久性にも優れたテントを選ぶことが、快適で安全なキャンプの鍵です。
ここでは、風に強く、初心者にも使いやすいおすすめのテントを5つ紹介します。
ogawa(小川キャンパル) ティエララルゴ
老舗テントメーカー「ogawa」の 最高峰大型テント「ティエララルゴ」は、大型のドーム型テントでありながら風に強く、安定感があります。
広々とした居住空間と耐風性を両立しており、風が強い日でも安心してキャンプを楽しむことができます。特に、キャンプ場での長期滞在に最適ですよ。
Nordisk(ノルディスク) アスガルド12.6
シロクマのロゴで有名な「Nordisk」のテントで、そのシンプルなデザインと優れた耐風性が特徴の「アスガルド」。
大きな円形の形状は風を受け流しやすく、フレームもしっかりしているため、強風時でも安定した居住性を提供します。また、コットン混紡素材のため、通気性も良好です。
QUECHUA(ケシュア) 2SECONDS EASY
設営が非常に簡単で、風にも強いワンタッチポップアップテントです。
2秒で簡単に設営できるだけでなく、フレームの強度も十分で、風速50mの突風にも耐えられる設計になっています。
すごっ!
コンパクトなデザインながら、風への対応力が高く、初心者にもおすすめです。
snow peak(スノーピーク) ランドネスト
ランドネストは、ドーム型のデザインにより風を効率的に受け流し、スチール製のフレームが高い耐久性を発揮します。
また、風通しの良い構造でありながら防水性も優れているため、様々な天候に対応できる万能型テントです。
DOD ワンポールテントL
DODのワンポールテントLは、シンプルなワンポール構造で、風に強いのが特徴です。円錐型のフォルムが風を受け流すため、強風に対して安定感があります。
設営も簡単で初心者キャンパーにも扱いやすく、風の強い環境でも安心して使用できます。
【張り綱の役割とその重要性】強風時にテントを守る方法
キャンプで強風に直面した際に、テントの安定性を確保するための最も基本的な装備の一つが「張り綱(ガイロープ)」です。
張り綱を正しく使うことで、テントが風で倒れたりフレームが損傷したりするリスクを大幅に減らすことができます。
しかし、意外にも多くのキャンパーが張り綱の重要性を軽視し、正しく設置しないままキャンプを楽しんでいるのが現状です。
ここでは、張り綱の役割と、強風からテントを守るための具体的な使い方について詳しく見ていきましょう。
張り綱の基本的な役割とは?
張り綱(ガイロープ)は、テントを風や雨などの天候から守るために欠かせないサポートアイテム。テントのフレームや構造を補強し、風でテントが揺れるのを防ぎます。
特に強風が吹くとき、テントのフレームや幕が大きな力を受けるため、張り綱がないとテント全体が不安定になります。
張り綱をしっかりと張ることでテントが風の力を分散して受け止めることができ、フレームへの負担を軽減し、テントの破損を防ぐことができるのです。
張り綱を効果的に使うためのコツ
張り綱を正しく使用するためには、いくつかのポイントがあります。
まず、張り綱を使用する際には、ペグが地面にしっかりと固定されていることを確認すること。地面が柔らかい場合や砂利や砂地のキャンプ場では強力なペグを使用し、十分に深く打ち込むことが必要です。
30cm以上の鋳造ペグがおすすめですよ
また、張り綱の角度にも注意。テントから張り綱を張る際には、テントの端から地面に向かって約45度の角度で設置するのが理想的です。この角度により、張り綱が風の力を効率よく分散し、テント全体の安定性を高めることができます。
さらに、張り綱のテンション(張り具合)も重要です。張りすぎると、逆にフレームに過度な負荷がかかり、テントの形状が崩れる原因になります。
一方で、緩すぎると風で揺れた際にテントが不安定になります。適度なテンションを保ちつつ、定期的に張り綱の状態を確認することが大切です。
張り綱がテントの安定性に与える影響
張り綱を正しく使用することで、テントの安定性に大きな影響を与えます。
特に、強風時には張り綱がフレームとキャンバス全体をしっかりと固定し、テントが風で揺れるのを防ぎます。これによりテントのフレームや生地にかかる負担が分散され、フレームの破損やテントの倒壊を防止します。
また、張り綱をしっかりと張ることでテントがピンと張り、隙間やたるみが少なくなるため、雨水が溜まりにくくなります。これにより、雨天時の水漏れのリスクも軽減され、テント内を快適に保つことができるのです。
さらに、張り綱は風の方向に対して設置場所を工夫することで、風を受け流す効果を高めることができます。テントが風に揺れたり倒れたりしないように、風が強い日には張り綱を複数方向に分けて張り、風圧を分散させるのも有効な方法です。
強風からテントを守る設営場所の選び方
強風時にテントを守るための第一歩は、設営場所の選び方です。
風向きや地形をしっかりと考慮することで、風の影響を最小限に抑えることができます。
キャンプ場では設営場所を慎重に選ぶことが、快適かつ安全なキャンプ体験につながります。
ここでは、風をうまく避けるための設営テクニックや自然を活かした工夫を紹介します。
風向きと地形を活かす設営テクニック
テントを設営する際、風向きの確認は非常に重要です。一般的に、風は一定方向から吹くことが多いですが、地形や天候によって変化することもあります。
風が吹いている方向にテントの入り口を向けると、風が直接テント内に入り込み、揺れを感じやすくなります。
ペグの刺さりが甘かったり風が強すぎる場合は、一気にフライシートが煽られることもあるんですよ
そのため、風向きに対してテントの側面や後ろを向けるように設置するのが理想的です。こうすることで、テントが風を受け流しやすくなり、強風による倒壊リスクを減らすことができます。
また、地形も重要な要素です。開けた場所や谷間、湖の近くなどは風が強く吹くことがあるため、避けたほうが良いでしょう。
一方、林間サイトなど風を遮る自然の障害物がある場所は、風の影響を軽減できる理想的な設営地です。風の強いキャンプ場では、風の通り道になりやすい場所を避け、地形をうまく活用して風から守ることができます。
樹木や自然を利用した風避けの工夫
キャンプ場では、風を遮るために自然の障害物を活用するのも効果的です。例えば、背の高い木や茂み、岩などは風を遮るのに役立ちます。
特に林間サイトは風の影響を受けにくく、テントが安定しやすい場所です。風の強い日には風上に樹木や茂みがある場所にテントを設営することで、風を直接受けることなく、安定した環境を作り出すことができます。
ただし、風を防ぐために木の下にテントを設営する場合は、木の状態にも注意が必要です。枯れた枝や落ちやすい木の枝がある場所では、強風時に枝が落ちてくる危険性があります。
設営する際には、木の健康状態や周囲の安全を確認し、安全な場所を選びましょう。また、大きな岩や丘などの自然の障害物を利用して、風からテントを守ることも効果的です。
自然の力を利用して風からテントを守る工夫は、経験を積むごとに精度が上がっていきます。キャンプを繰り返しながら、自分に合った設営場所の選び方を習得していくことで、より安全で快適なキャンプを楽しむことができるでしょう。
風よけの木々などがないサイトでは、車を風上に置くとよいですよ
テント設営時に知っておくべき風対策ギアの選び方
強風下でのキャンプでは、テントそのものの耐風性だけでなく、テントをしっかりと固定するためのギアも重要な役割を果たします。
風対策ギアを適切に選ぶことで、テントの安全性を飛躍的に高めることができます。
ここでは、強風に耐えうるペグやロープ、さらにはテントをさらに強化するためのおすすめギアを紹介します。
強風に強いペグやロープの選び方
ペグやロープはテントを安定させるための基本的なギアですが、風が強い状況ではその選び方が特に重要です。
まず、ペグについては強風に耐えるために適した素材と形状のものを選びましょう。
一般的なアルミ製のペグは軽量ですが、柔らかい地面や砂地では強度が不足することがあります。強風に対応するためには、スチール製や鋳造ペグがおすすめ。これらのペグは重量があるため地面にしっかりと打ち込むことができ、強風時でも抜けにくいのが特徴です。
また、ペグの形状も重要です。V字型やY字型のペグは、より大きな接地面積を持っているため、強風時にも安定性が高く、地面にしっかりと食い込むことができます。
砂地や雪上でのキャンプには、長めのスクリューペグやサンドペグが適しています。これらのペグは、柔らかい地面でもしっかりと固定でき、風で抜けるリスクを軽減します。
ロープ(ガイライン)は、強度の高いナイロンやポリエステル素材を選ぶことが基本です。これらの素材は、風による引っ張りや摩耗に強く、長期間使用しても劣化しにくいという特徴があります。
さらに、ロープの太さや長さも風対策には重要です。太いロープは、細いロープに比べて引っ張りに対して強く、風が強い環境でも切れにくいので、安定した設営が可能です。
テントをさらに強化するおすすめギア
テントをさらに強化するために、以下のギアを活用することができます。
アンカー(砂地や雪用)
砂地や雪上でのキャンプでは、通常のペグでは地面にしっかりと固定できないことがあります。そこで役立つのがアンカーです。
大きな面積で地面に食い込み、風による引き抜きに対して非常に強いです。
スノーアンカーやサンドアンカーを使用することで、柔らかい地面でもテントを強固に固定できます。
リフレクティブガイライン
夜間のキャンプでは、暗闇の中で張り綱に足を引っかけるリスクがあります。
リフレクティブ(反射素材)付きのガイラインを使用すれば、ライトに反射して見やすくなり、夜間でも安全に移動ができます。
風対策として張り綱をしっかり張っている場合でも、足を引っかけてしまうことを防げます。
テントクリップ
テントのフライシートや布地をしっかりと固定するために、テントクリップを使用するのも有効です。
強風が吹いた際に布地がバタつくことを防ぎ、テント全体の安定性を高めます。
特に、標準のクリップでは耐えられないような強風環境では、テントクリップが役立ちます。
風が強い日でも安心して楽しめるキャンプのコツ
風が強い日でも適切な準備と工夫をすることで、快適にキャンプを楽しむことができます。
強風を恐れすぎることなく自然の変化に対応することで、キャンプの魅力を存分に味わうことが可能です。
ここでは、風対策を取り入れたキャンプの楽しみ方と、安全を確保しつつリラックスできる方法について紹介します。
風対策を取り入れたキャンプの楽しみ方
強風時のキャンプでも風を逆手に取った楽しみ方があります。
例えば、風が適度に吹く環境では、焚き火やバーベキューでの火の管理がしやすく、煙が風に流されるため快適に過ごせることがあります。風向きに注意しつつ、火が安全に燃えるように配置すれば、風がある日は火を囲んでのんびりと過ごすのに最適です。
とはいえ、強風の時は火の粉が飛んで危険なので、焚き火はしないようにしましょう
また、風の音や自然の力を感じることで、リラックスする時間も大切です。
テント内で風の音を聞きながら、ゆったりと過ごすのもキャンプならではの楽しみ方。風の強い日には外でのアクティビティを無理に行うのではなく、読書やボードゲームなど、テント内で楽しめるアクティビティを取り入れると良いでしょう。
さらに、風に強いシェルター(スクリーンタープ)を設置することで、風が強い環境でもアウトドアダイニングを楽しむことができます。強風により外でのBBQが難しくても、シェルターの中で料理を楽しむことができますよ。
適切な設営を行うことで、風が強い日でも快適なアウトドア体験ができるでしょう。
安全を確保しながらリラックスするための方法
強風時には風対策をしっかりと行うことが、リラックスして過ごすための大前提です。
まずは、前述したペグや張り綱、テントの強化を行い設営を万全にしてから、安心して過ごす環境を整えましょう。
また、風の強さや方向はキャンプ中に変化することがあるため、定期的にガイロープが緩んでいないかなどテントの状態を確認し、必要があれば調整を行うことも重要です。
風対策が整っていると、自然の中での時間をより安心して過ごすことができます。例えば、ツールームテントやシェルター(スクリーンタープ)があれば、強風にさらされることなくリビングでリラックスできます。さらに、風の音が怖いと感じるのであれば、イヤホンで音楽やポッドキャストを聴くことで、よりリラックスした雰囲気を作り出すことができます。
安全を確保するためには、天候予報をこまめにチェックし、風が予想以上に強くなる場合は早めの撤収を検討することも大切です。
無理をせず、自然の変化に柔軟に対応することで、安全と楽しみを両立させることができます。
風に強いテントと正しい張り綱でキャンプを楽しもう
キャンプは自然の中で楽しむアクティビティですが、風や天候の影響を受けやすいため適切な対策が不可欠です。特に風が強い日は安全にキャンプを楽しむために、風に強いテントの選び方や正しい張り綱の使い方が重要なポイントとなります。
この記事で紹介したように、テントの形状や素材、フレームの強度に気を配り、さらに張り綱をしっかりと設置することで強風に備えることができます。
また、設営場所の選び方や風を避ける工夫を取り入れることで、より安全にキャンプを楽しむことが可能です。強風を受けにくい場所を選び、自然の地形や樹木を活かして風を防ぐことで快適さも向上します。キャンプギアの選び方やペグ・ロープの使い方も工夫することで、風の強い日でも安心して過ごすことができるでしょう。
風が強いからといってキャンプをあきらめる必要はありません。しっかりとした準備と工夫を行えば、自然の中での冒険を存分に楽しむことができます。次回のキャンプではこの記事を参考にして、風に負けない快適なアウトドア体験を楽しんでみてください。
風対策をしっかりと行った上でのキャンプは、いつも以上にリラックスした、充実した時間を過ごせるはずです。