ゴールデンウィークにはだいぶ暖かくなっていて、大型連休でキャンプをするのにも良い気候ですよね。
今シーズンのキャンプ初めはGWから!という方も多いのではないでしょうか。
でもキャンプ場は、山や海。
特に山の上など標高の高いところは、いつも生活しているところとは全然気候が違います。
コロナ禍を機にキャンプを始められて、初めてのGWキャンプという方もいらっしゃると思います。どのくらいの気温なのか、どんな服装がいいのか不安かもしれません。
今回は、標高が高い地域のGWキャンプの防寒についてお話ししますね。
GWキャンプ 山や高原キャンプ場の気温や防寒対策
キャンプ場の標高が高い、高原・林間キャンプ場の場合は、まだまだ朝晩は冬並みに気温が低いことが多いです。
昼間は20℃近くまで気温が上がったりもしますが、朝晩は気温が一桁ということも少なくありません。氷点下まで下がることさえあります。
関東でも標高が高い群馬県や栃木県のキャンプ場、そして甲信越地方のキャンプ場では、GWとはいえ、朝晩は平野部の真冬並みの気温まで下がることも珍しくないです。
そこで、関東・甲信越地方で人気のあるキャンプ場周辺のGWの平均気温を調べました。
また、リアルタイムの天気予報へのリンクも貼りましたので、GWキャンプの参考にしていただけたらと思います。
関東地方で標高の高いキャンプ場 GWの平均気温
関東では主に群馬県、栃木県のキャンプ場の標高が高いです。
また、そんなに標高が高いわけではなくても、林間サイトは大きな木が日光を適度に遮るため木漏れ日となって、実際の気温よりも体感温度は低くなります(夏は涼しくていいんですけどね)。
あるいは、川岸サイトであれば、水が近くにあるのでマイナスイオンが気持ち良いですが、その分少しひんやり感じることもあります。
群馬県
北軽井沢・嬬恋・鹿沢温泉周辺(標高1000m~1400m)
北軽井沢・嬬恋周辺は、関東地方の中でも最も寒い地域のひとつです。
朝晩は平地の真冬並みの気温まで下がるので、しっかりとした防寒対策が必要です。
GWの平均気温
・最高気温:18℃
・最低気温:4℃
【参考】北軽井沢スウィートグラスの天気(tenki.jp)、無印良品 カンパーニャ嬬恋キャンプ場の天気(tenki.jp)
<北軽井沢・嬬恋・鹿沢温泉周辺のキャンプ場>
- 北軽井沢スウィートグラス
- outside BASE(アウトサイド べース)
- 浅間高原くるみの森キャンプ場
- オートキャンプきたかる
- 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
- 嬬恋鹿沢キャンピングガーデン
- 休暇村 嬬恋鹿沢高原キャンプ場
など
<防寒対策>
真冬並みの防寒対策必須。
朝晩:ダウンジャケット、ヒートテックなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナー、モッズコートなど
武尊片品<ほたか かたしな>周辺(標高1000m~1500m)
このあたりは標高が高くスキー場が多いこともあり、雪が残っているためにGWにはまだオープンしていないキャンプ場もあるくらいなので、とても寒いです。
真冬並みの防寒でキャンプを楽しみましょう。
GWの平均気温
・最高気温:14.5℃
・最低気温:3.6℃
【参考】水上宝台樹キャンプ場の天気(tenki.jp)、グリーンパークふきわれの天気(tenki.jp)
<武尊片品周辺のキャンプ場>
- 水上宝台樹キャンプ場
- グリーンパークふきわれ
など(他にも周辺にキャンプ場はありますが、5月下旬からの営業なので記載を省きます)
<防寒対策>
真冬並みの防寒対策必須。
朝晩:ダウンジャケット、ヒートテックなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナー、モッズコートなど
吾妻周辺(標高600m~1000m)
群馬県の長野原町、中之条町が「吾妻」エリアになります。
草津温泉や四万温泉、沢渡温泉も行動範囲内になると思います。
GWの平均気温
・最高気温:15℃
・最低気温:7℃
【参考】長野原町の天気(tenki.jp)、上毛高原キャンプグランドの天気(tenki.jp)
<吾妻周辺のキャンプ場>
- 軽井沢キャンプクレスト
- 沢渡温泉アウトドアパーク
- みどりの村キャンプ場
- 上毛高原キャンプグランド
- 暮坂高原オートキャンプ場
など
<防寒対策>
真冬並みの防寒対策必須。
朝晩:ダウンジャケット、ヒートテックなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナー、モッズコートなど
栃木県の標高が高い地域とキャンプ場
那須高原(標高450m~600m)
栃木県内でも特にキャンプ場の多いエリアです。
群馬県に比べて標高はさほど高くはありませんが、それでも那須連山に近い高原ですので、朝晩の冷え込みは厳しいです。
GWの平均気温
・最高気温:15℃
・最低気温:6℃
<那須高原周辺のキャンプ場>
- キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
- 那須高原アカルパ
- メープル那須高原キャンプグランド
- 那須高原オートキャンプ場
など
<防寒対策>
真冬並みの防寒対策必須。
朝晩:ダウンジャケット、ヒートテックなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナー、モッズコートなど
那須塩原周辺(300m~500m)
東北道 西那須野塩原ICから塩原温泉の周辺にあるキャンプ場です。
高速道路からのアクセスもよく、標高も低めなので、GWキャンプは良い気候で過ごせます^ ^
GWの平均気温
・最高気温:20℃
・最低気温:11℃
<那須塩原周辺のキャンプ場>
- 那須たかはらオートキャンプ場
- 塩原グリーンビレッジ
など(他にも大きなキャンプ場はありますが、ペット不可のため省略しました)
<防寒対策>
朝晩:ジャンパー、トレーナー、ヒートテック、ダウンジャケットなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナーなど
塩谷周辺(標高450m~600m)
塩谷も標高はそれほど高くありませんが、気温が低いエリアです。
GWの平均気温
・最高気温:18℃
・最低気温:7℃
<塩谷周辺のキャンプ場>
- ACN オーキャン宝島
- 尚仁沢アウトドアフィールド
など
<防寒対策>
冬並みの防寒対策必須。
朝晩:ダウンジャケット、ヒートテック、ジャンパーなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナーなど
喜連川周辺(標高200m)
標高は低いですが、高原と違って林間サイトがメインのキャンプ場が多いので、気温は高めでも日差しが入りにくい環境のため、日なたよりも少し肌寒く感じるかもしれません。
GWの平均気温
・最高気温:19℃
・最低気温:11℃
【参考】喜連川の天気(tenki.jp)
<喜連川周辺のキャンプ場>
- ACN サンタヒルズ
- 喜連川ファミリー・キャンプ場
- オートキャンプ場太陽の丘
- 南那須オートキャンプ場
など
<防寒対策>
朝晩:ジャンパー、トレーナー、ヒートテック、ダウンジャケットなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナーなど
埼玉県の標高が高い地域とキャンプ場
秩父周辺(標高150m~600m)
埼玉県秩父市は、山間にあるため、南関東でも冬は雪が降りやすく、グリーンシーズンでも平地より気温が若干低めです。
秩父のキャンプ場は川岸や林間なので、日なたよりも気温が低く感じられます。
GWの平均気温
・最高気温:20℃
・最低気温:14℃
<秩父周辺のキャンプ場>
- スプラッシュガーデン秩父
- 秩父巴川オートキャンプ場
- 長瀞オートキャンプ場
- ウォーターパーク長瀞
- 秩父彩の国キャンプ村
- 満願ビレッジオートキャンプ場
など
<防寒対策>
朝晩:ジャンパー、トレーナーなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカーなど
神奈川県の標高が高い地域とキャンプ場
丹沢(道志川)周辺(標高450m~600m)
神奈川県の中でも山深く、場内に川が流れているキャンプ場が多いため、水の近くということで気温はひんやり。
GWの平均気温
・最高気温:18℃
・最低気温:8℃
【参考】ボスコ オートキャンプベースの天気(tenki.jp)
<丹沢周辺のキャンプ場>
- ボスコ オートキャンプベース
- バウアーハウス・ジャパン
- ウェルキャンプ西丹沢
- 西丹沢マウントブリッジ
など
<防寒対策>
朝晩:ジャンパー、トレーナー、ヒートテック、ダウンジャケットなど
昼間:長袖Tシャツ、パーカー、トレーナーなど
GWキャンプの服装や寝具など
GWごろの平野部の気候は温暖で、「あ~春だなぁ…(*´▽`*)」と思わず言葉が出てしまうポカポカ陽気ですが、キャンプ場がある高原へ行くと、まだまだ冬の名残があるような寒さが待っています。
いくら昼間の気温が20℃くらいまで上がっても、朝晩は一桁の気温まで下がることも決して珍しくはないので、防寒対策は十分にお願いします。
ダウンジャケットも大活躍する気温です。
電源サイトでホットカーペットが使えれば寒い夜も快適に眠ることが出来ますが、電源サイトでなければ、毛布やブランケット、ホッカイロなどがあると安心です。
私は8月の北軽井沢で、朝に9℃という驚きの気温を体験し、寝袋の中にホッカイロを入れて寝ましたが、そのありがたさを痛感した経験があります。
天気予報よりも気温が下がることも考えられるので、防寒対策は万全にして、GWキャンプを楽しんでくださいね。
GWだけではなく、夏のキャンプも気温対策が必要ですよ。