2019年5月25日(土),26日(日)に長野県の戸隠キャンプ場で開催された、テント展示会受注会に行ってきましたので、人気の高級幕を中心に(←興味があるテントともいう)レポしたいと思います。
テント展示会に行こうと思ったきっかけ
北欧のテントメーカー「ノルディスク」のワンポールベルテント「アスガルド」の購入を考えていた我が家ですが、2つのサイズ「12.6」「19.6」で迷っていました。
数字でだいたいの大きさは把握できても、実際に見てみないとイメージが沸きません。
でも、なかなかノルディスクのテントを展示しているお店が近くにないので、近々テントの展示会とかやらないかなー、と探していたところ…ありました、テント展示会!
(当日、キャンプ場でいただいたチラシです↓)
長野県の「戸隠キャンプ場」で、大型総合スポーツ専門店 スーパースポーツゼビオ長野南高田店さん主催の【キャンプ展示受注会】が開かれ、ノルディスクのテントも展示されるということなので、行ってまいりました。
テント展示会の様子
早朝に家を出て、午前10時に戸隠キャンプ場に到着。
管理棟で規定通り、1人200円のデイキャンプ料金と車をキャンプ場内に乗り入れる500円を支払い、車のダッシュボードの上にパーキングチケットを置き、展示会場へ進みました。
展示会場は、赤い〇印の「区画サイト」で行われます。
車は「電源・水道付サイト」の右側の駐車場(赤丸に斜線の場所)に置くよう指示を受けました。
区画サイトからは、こんなに素晴らしい景色が見えるんです。
うーん、普通にキャンプで来たい…いや、今度キャンプに来よう。
こちら、展示会場の受付付近です。
それでは、さっそくテントを見ていきましょう。
ノルディスク(Nordisc)
通称「シロクマ」。
コットンテントの代表格であり、ワンポールテント・ベルテントといえば「シロクマテント」といっても過言ではありません。
「シロクマ」マークがかわいい、北欧のテントメーカーです。
展示会場には、4つのテントが展示されていました。
・ウトガルド(Utgard)13.2
・アルフェイム(Alfheim)12.6
・アスガルド(Asgard)12.6
レイサ6
おしゃれキャンパーの間でブームが止まらない「カマボコ」型、もしくは「トンネル」型のテント。
私はナウシカの「オーム型テント」と言ってますが(笑)
ノルディスクはコットンテント、ワンポールテント、ベルテントのイメージが強いですが、ちゃんと日本のブームにも対応しております!
なので(?)日本限定カラーも発売され、こちらも大人気でした!
その名も「ジャパンベージュ」。
展示されていたのも「ジャパンベージュ」でした。
レイサはどんどん進化しており、今では冬テントとしても活躍するスカート付きが人気です。
ウトガルド13.2
コットン製の家型テント、「ウトガルド」は【巨人の家】という意味を持ちます。
ワンポールテントならではの【丸い床】の「アスガルド」や「アルフェイム」と違い、【四角い床】なのでデッドスペースのない広い空間が特長です。
アルフェイム12.6
ワンポールテントといえば、この形「ティピー型」ですよね。
設営が早く、15分もあれば設営完了してしまうとか。15分なんて我が家には未知の世界です(;’∀’)
アスガルド12.6
ノルディスクのテントで1番人気の「アスガルド」。
今回、このテント展示会に来た目的は、このアスガルドのサイズ感を知るためだったので、できれば19.6も張ってほしかった(←個人的感想です)。
でも、テント内に置くキャンプギアやレイアウトに想像を巡らせたところ…12.6ではちょっと手狭だという結論に至ったため、我が家は19.6を購入することに決めました。
それにしても、ベルテントかわいいですよね~(*´▽`*)
小川キャンパル(キャンパルジャパン)
日本のテントメーカーの老舗ogawa。
出展:ogawa公式HP
「小川治兵衛商店」から始まり、「小川テント」として自衛隊のテントやレジャーテントを数多く手がけ(ロッジテントといえば小川ですよね♪)、独立分社した「小川キャンパル」になり…今は「キャンパルジャパン」です(´・ω・)
紆余曲折、会社が変わってしまいましたが、実は我が家、30年以上前から小川の愛用者でして、私が小さい頃に家族キャンプで使っていたテントがまさに【小川テント】のロッジテントだったんですね。
そして時は経ち…2014年にキャンプを再開した時も迷わず【小川キャンパル】のテントにしました。
…という思い入れのあるテントメーカーなのです。
展示されていたテント・シェルターは8つ。
当日出展されていたメーカーで最多でした。
・ネオキャビン
・ツインピルツフォーク T/C
・グロッケ8
・ロッジシェルター T/C
・アポロン
・アテリーザ
・ティエラリンド
ティエラ 5-EX
我が家の愛用テント「ティエラ 5-EX」。
てっきり新しい「ティエラ ラルゴ」が張られるのかと予想していたので意外でした。
ティエラ 5-EXとティエラ ラルゴのスペックを比較した記事もありますので、どちらにしようか迷われている方は参考にしてください!
>小川(ogawa)の「ティエラ5-EX」と2018年の新幕「ティエラ ラルゴ」を徹底比較
展示会時点のティエラのカラー「ブラウン×サンド×レッド」はもう廃番になってしまい、現在は「ダークブラウン×サンドベージュ」となっています。
「小川(ogawa)の「ティエラ5-EX」は、風にも雨にも雪にも強いテント」の記事でティエラ 5-EX愛…ではなく素晴らしい機能をたっぷり語っておりますので、高機能・高性能テントの購入を検討されている方はぜひご覧になってみてください^ ^
ネオキャビン
2019年の新作シェルター「ネオキャビン」。
小川のロッジ型シェルターはスチールフレーム(通称「鉄骨」)で重たいのですが、「ネオキャビン」はポールをアルミ合金にすることで、その重さと重さによる設営の大変さが軽減されています。
サイズも鉄骨の「ロッジシェルター」よりコンパクトです。
ツインピルツフォーク T/C
T/C(テクニカルコットン・ポリコットン)製のツインピルツフォーク。
コットン混紡の白はやっぱり眩しいですね^ ^
グロッケ8
小川のベルテント「グロッケ8」。
8㎡なのでそんなに大きくない床面積ではありますが、側面の立ち上がりが72cmあるので、中を覗いてみましたが実際の大きさよりも広く感じます。
ロッジシェルター T/C
大型シェルター「ロッジシェルター」のT/C(ポリコットン)バージョン。
サイドの白い布地はT/C、屋根はポリエステル210dです。
屋根はポリエステルではありますが厚めの210dで、しかも天井ライナーシートも付属されていますので結露がポタポタ…ということもありません。
でも、ティエラ 5-EXも210dですが、ライナーシートがなくてもあまり結露落下はないです(一応ライナーシートは取り付けていますが、ライナーシートが濡れることはほとんどありません)。
アポロン
ゆったりリビングのカマボコテント「アポロン」。
小川では少数派のアウトフレーム(幕の外側にポールがあるタイプ)ですが、サイドポール4本と垂直に3本のポールを渡すことで強度をアップしています(…と現地でスタッフさんに教えてもらいました・笑)。
アテリーザ
2019年の新作「アテリーザ」です。
ワンポールテントの進化系、「Yポール」で天井が広くなりました。
グランドシートを外して、コット寝でシンプルキャンプもできます^ ^
ティエラリンド
2019年の新作、3人用2ルームテントの「ティエラリンド」。
小さな「ティエラ」かわいい…(´艸`*)
小人数だから他のティエラシリーズは大きくて持て余してしまうけど、リビングも欲しいから2ルームがいい!という方に朗報ですよ。
スノーピーク(snow peak)
日本の高級アウトドアブランド「スノーピーク」。
「*」マークのキャンプギアはキャンパーの憧れでもあります。
定番ギアから遊び心いっぱいの独創的なギアまで幅広いラインナップで、毎年新作が楽しみなブランドです。
当日の展示は6つ。
・ランドロック
・リビングシェルターロング Pro.
・アメニティドームL
・エルフィールド
・アメニティドームL アメニティタープヘキサLセット
ランドステーションL アイボリー
グループキャンプのリビングとして人気の「ランドステーション」(通称 ランステ)のアイボリー Ver.
ポールの配置によってさまざまな形のバリエーションを楽しめるタープです。
ランドロック
スノーピークの2ルームテントといえば「ランドロック」。
大きさ、強度、スペック…すべてトップレベルです。
リビングシェルロング Pro.
メッシュ部分(窓)が多く遮光性もあるので、暑い夏でも快適に過ごせるよう工夫が凝らされたシェルターです。
「リビングシェル」よりも長さがあり、ゆったりとしたリビングスペースを確保できます。
「ドックドーム Pro.」などのドームテントと連結も可能です^ ^
アメニティドームL
人気の前室付きドームテント。
少人数用で前室があるのが嬉しいですよね。エントリーモデルとしても人気があります。
キャンプ場でもよく見かけますよね。
エルフィールド
2018年12月発売のコンパクトな2ルームテント「エルフィールド」。
ランドロックに比べて小さめなので、サイトを選びません(ランドロックは大きいので、狭めの区画サイトだと厳しいときがあるんですよね^ ^:)。
初心者の方向けのエントリーモデルで、私もエルフィールドの設営経験がありますが、簡単に立ったので驚きました。
日頃、小川のテントばかり張っているので、アウトフレームの設営の楽さに感動してしまいます
アメニティドームL アメニティタープヘキサLセット
「アメニティドームL」と「アメニティタープヘキサL」のセット。
このセットは公式では扱いがなく、アウトドアショップが各店オリジナルでセットにされているようです。
こちらのショップでもお得なセットで販売していますので、アメニティドーム(アメド)とヘキサタープの購入を検討されている方は、ぜひセットでどうぞ^ ^
その他のブランド
すみません、時間がなくなってしまって他のブランドのテントを1つずつ撮影することができませんでした。
- コールマン(Coleman)
- ロゴス(LOGOS)
- ノースフェイス(THE NORTH FACE)
- チャムス(CHUMS)
- ホールアース(Whole Earth)
以上5ブランドのテントも展示されていました。
戸隠キャンプ場 キャンプ展示受注会の感想・まとめ
2015年前後に戸隠キャンプ場の下見(見学)に行ったとき、別のアウトドアショップ主催のテント展示会が偶然行われていて(その日に展示会をしてるとは知らなかった)、キャンプ場スタッフの方から
よかったらテントいっぱい張ってあるので、見ていってください
と言われたので、お言葉に甘えて展示テントを見て回った…という過去があります。
そんなわけで、今回は2回目の戸隠キャンプ場でのテント展示会見学だったわけですが、複数のメーカーのテントが同じ場所にたくさん張ってある環境ってあまりないので(特にノルディスクはアウトドアショップでも張られているのをあまり見ません…)、とても良い機会に恵まれました。
こういった複数メーカーのテント展示会では、新作や人気テントが多数張られるので、これからキャンプを始める方も新しいテントを買おうと思っている方も参考になると思いますので、お近くでテントの展示会があればぜひ足を運んでみてくださいね。
新しくテントを買いたいけど、実際に使ってみてから決めたいな~という方。
もしかしたら使ってみたいテントがレンタルできるかも♪