キャンプ場の総数に対して、まだまだ少ないドッグフリーサイト。
GWやお盆、通年営業のキャンプ場では年末年始…だけではなく、3連休や週末さえも予約しようと思ってもすでに予約で埋まっていることもしばしばあります。
そんな時に便利な『自作ドッグフリーサイト』。
柵のない通常の区画サイトを自らドッグフリーサイトにしてしまうのも1つの手。
我が家が実際にやっている方法を教えますね。
ドッグフリーサイトを手作りしてしまおう
お気に入りのキャンプ場にドッグフリーサイトがないのであれば、自分でドッグフリーサイトを作ってしまおう、という考え方です。
我が家の場合は、こんな感じです。
区画内に、このようにネットをぐるっと一周張ってしまいます。
当たり前のことですが、お隣のサイトにはみ出してはダメですよ。
我が家が自作ドッグフリーサイトに至った経緯
我が家には男の子シーズーが2頭いるのですが
(※2019年4月追記:2017年7月に、1頭が虹の橋を渡ってしまいました)
そのうちの1頭がとてつもなくワガママ俺様でして…(しつけ失敗)
神経質で臆病なくせに好奇心旺盛という難癖ある子で(笑)、テントの泥除けの下からスルっと出ていってしまうのです(悪知恵が働く)。
だからといってリードで繋ぐと、自分が思うように動けないから吠えまくるので、サイトからの脱走防止にネットでサイトを囲わなければいけなかったんです(涙)
という経緯で、ドッグフリーサイトを自作することにしました。
自作ドッグフリーサイトに必要な材料は?
いたって簡単、シンプルです。
◎用意するもの
・鉄の杭(長さ1mくらいのもの、15本~20本)
・ネット(養生ネット等、m単位で切り売りしているもの)
・ひも(ネットと杭を結びつけるものなので、素材は何でもよし)
・コの字金具 ↓ (数十個、ネットを地面に固定するため。ナットは外します)
ネットの長さは、区画サイト1周分+α。
10m×10mのサイトだったら、40m必要ですね。
ネットは高さによっては半分に切って使います。
我が家で買ったネットも縦を半分に切って使っていて、使用時は膝の高さくらいです(小型犬なので)。
※高さを半分に切って使う場合、購入する長さは必要な長さの半分でOKなのでお財布に優しいですね
どうやって作るの?
①サイトからはみ出さないように、1.5~2m間隔で杭をサイト1周、地面に打ち込みます。
②杭の外側からネットをサイト1周させます。
③杭のてっぺんの輪から紐を垂らし、ネットを吊ります。
(ネットの下が地面から浮かないように注意!)
④ネットの下部分を一定間隔で、コの字金具で地面に固定します。
そして出来上がりがコチラ。
ちょっと時間はかかりますが、立派なドッグフリーサイトになります。
自作するのは面倒くさい…そんな時はキャンプギアに頼ろう
ホームセンターやネットショップで材料を買って、キャンプ場で1本1本杭を打ってネットを張り巡らせる。
1泊のキャンプで、そんなに時間をかけてたらゆっくりする時間がなくなっちゃう!
たしかに、おっしゃるとおりです。
そんな方は、ドッグフリーサイトを自作するのではなく、既製品に頼ってしまうのも手です。
日本の有名アウトドアブランド【snow peak(スノーピーク)】から、4m四方のドッグランになる柵が販売されています。
【ドッグピット】という商品で、柵の高さは120cmありますが、中型犬(15kg)以上には対応していないとの説明書きがあります。
たしかにジャンプが得意なボーダーコリーなどは飛び越えてしまう可能性が大いにありますが、そこまで快活ではない子であれば、飼い主さんの責任範囲において使用することはアリではないでしょうか。
たとえば、中型犬・大型犬でも老犬でジャンプはできないし、ノーリードで歩かせてあげたい…という場合には、飼い主さんがしっかり目を行き届かせてあげて、ワンちゃん自身にも周りのキャンパーさんにも危険がないようにすれば、ワンちゃんにとっても快適な空間になると思います。
snow peakのレクタタープ【アメニティタープ レクタL】または【HDタープ ”シールド”・レクタ(L)】の下に、ピッタリ設営できます^ ^
我が家は、キャンピングカーでキャンプ場を利用する時に、【ドッグピット】をリビングとして使っています。
チェアに座った時、ちょうど目線の高さが目隠しになるので、プライバシーがほどよく守られます(笑)
物が多くてごちゃごちゃしたリビングですが、ご参考までに写真を載せておきますね。
最後に
マナーとして…
- キャンプ場の管理人さんに、事前(できれば予約時)にネットを張ってもよいか確認しておきましょう
- お隣のサイトの方にはきちんと挨拶しておきましょう
いくらネットで囲ってあっても、犬がノーリードだとギョッとしてしまうことも多いので ^ ^
そして、無駄吠え抑制や呼び戻しができるよう、普段から練習しておきましょう。