キャンプで大切な食材を傷ませないように保冷するクーラーボックス。
ホームセンターで見かける安いものから、保冷力に優れたもの、おしゃれキャンパーに人気のクーラーボックスまで、どれが良いのか迷うほどたくさんあります。
この記事では、キャンプスタイルに合わせたクーラーボックスの選び方と、1回のキャンプで5~7連泊する私のおすすめクーラーボックスをご紹介します。
クーラーボックスは「冷蔵庫」じゃなくて「保冷庫」
アウトドア・キャンプ初心者さんで勘違いされている方が多いのですが、クーラーボックスは「保冷」するのであって「冷蔵」はできません。
食材と一緒に氷や保冷剤をクーラーボックスの中に入れることによって「保冷」します。
その「保冷力」によって氷や保冷材の「持ち」が違ってきますので、特に夏など暑い時期のキャンプ、連泊など氷を長持ちさせたい場合などは、保冷力のあるクーラーボックスを購入することが大切です^ ^
クーラーボックスの種類はどんなものがある?
ひとえに「クーラーボックス」と言っても、種類がたくさんあります。
その中で、こちらの3つに大きく分けることができます。
- ソフトクーラー
- 折り畳みクーラーボックス
- ハードクーラーボックス
ソフトクーラー
「保冷バッグ」とも言います。
柔らかな素材でできていて、持ち運びに便利ですよね。
ただし、保冷力は弱め。
ファスナーの隙間などから冷気がどんどん外へ出て、暖かい外気も入ってしまいます。
短時間の保冷や、ソフトドリンクなどの保冷に。
折り畳みクーラーボックス
折り畳める点で、ソフトクーラーに似た感じはありますが、ソフトクーラーよりも保冷力があります。
キャンプ帰り、食材を全てなくなったら小さく畳んで車に積むことができるので、かさばらなくて便利です^ ^
私も持っています。
大きさは40Lの「XL」が使い勝手が良いように思います^ ^
ハードクーラーボックス
ごく一般的な、俗に言う「クーラーボックス」ですね^ ^
上の2種類のクーラーボックスよりも密閉性があるので、保冷力が高いのが特長です。
私のおすすめは、このタイプのクーラーボックスです。
これから、ハードタイプのクーラーボックスのおすすめをお伝えしていきますね。
保冷力に優れた、おすすめクーラーボックス3選
おすすめのクーラーボックスを紹介している方はたくさんいらっしゃいますが、みなさん「10選」「15選」「20選」など選択肢が多いです。
たしかに選択肢が多いのは助かりますが、その分どれにしたらいいのか迷ってしまうことはありませんか?
これからご紹介するのは、「保冷力」「容量」ともに申し分のない、選りすぐりのクーラーボックスです。
デザインや大きさも含め、お気に入りのものを見つけてくださいね。
コールマン(Coleman) スチールベルトクーラー
私も使っている、コールマンのスチールベルト(通称:スチベル)。
51Lの大容量で、2Lのペットボトルも縦にスッポリ入ります。
保冷力が高く、2泊3日のキャンプでも安心できますよ。
色もたくさんあるので(アニバーサリーの限定色もありますよ^ ^)、お好みの色を選んでくださいね。
ちなみに私は「レッド(赤x白)」を愛用しているのですが…知らぬ間に廃番になってました(;゚Д゚)
出典:コールマン
おすすめ色は、どんなサイトにも合う「ステンレス」。
日本未発売色!ブラック(クリア)
一際目をひくレッド
イエティ(YETI) タンドラ45
出典:楽天市場
キャンパーの中で大人気の「イエティ」のタンドラ45。
オシャレなだけでなく、厚さ5cmもある断熱材により高い保冷力があります。
高機能なため、お値段もそれなりにするのですが、買って後悔はしません。
シマノ フィクセル ウルトラプレミアム 300
日本を代表するフィッシングギア(釣り道具)ブランド「シマノ」のクーラーボックス。
釣った魚が傷まないよう、しっかりと氷をキープするため、抜群の保冷力を持っています。
出典:シマノ
フィッシング用のクーラーボックスはアウトドア用のクーラーボックスよりも保冷力が高いのが特長です。
また、「シマノ」は日本のフィッシングメーカーですが、日本製の釣り用クーラーボックスは作りも丁寧で、冷気が逃げにくい構造になっています。
「キャンプだからアウトドアメーカーのもの」と考えがちですが、クーラーボックスの性能でいえば、釣り用の方が保冷力が高いのです(保冷力が低くて、お魚が腐っちゃったら困りますもんね^ ^;)。
真夏のキャンプ、連泊キャンプで「保冷力のあるクーラーボックスが欲しい」という方は、釣り用も検討してみてくださいね。
クーラーボックスと同じくらい大切な保冷剤
保冷力の高いクーラーボックスを買っても、中に入れる保冷剤によって保冷力が変わってしまいます。
私がおすすめする保冷材はただひとつ。
-16℃まで冷やす力があるので、保冷どころか冷凍になってしまいます。
生肉をこの「氷点下パック」2つに挟んでおいたら(夏だったので)、カチンコチンに凍ってしまいました^ ^;
強力に冷やしたい場合、特に夏のキャンプにはこの「倍速凍結・氷点下パック」一択ですよ。